「突然の停電…しかも深夜。スマホのライトしかない」
「真っ暗な中、子どもが怖がって眠れない…」
そんな“深夜の停電”は、想像以上に不便で不安です。
特に災害時や電力需給の逼迫で、夜間に突然の停電が起きることは誰にでもあり得ます。
この記事では、深夜に停電が発生した際にまず取るべき行動5つと、今から備えておきたい便利な停電対策グッズを、実体験や防災マニュアルをもとにわかりやすくご紹介します。
停電は「最初の10分」が肝心!
停電時に最も大切なのは、慌てず、安全を確保し、情報収集を始めることです。
特に夜間は視界が悪く、冷静な判断がしづらくなるため、行動の優先順位をあらかじめ知っておくことが重要です。
【行動1】まずは安全確保!足元と火の元をチェック
■ 懐中電灯・スマホのライトで視界を確保
転倒や家具との接触事故を防ぐためにも、すぐに照明を確保しましょう。
■ ガスや電気器具の確認
- 調理中であればガスの元栓を閉める
- アイロンやヒーターはコンセントを抜く
火災や感電事故の防止に直結します。
【行動2】ブレーカーを確認する
まずは自宅のブレーカー(分電盤)を確認し、全体・個別ブレーカーが落ちていないか確認しましょう。
■ 自分の家だけ停電している場合
- アンペアオーバーなどの可能性 → 復旧可能
■ 周辺の家も停電している場合
- 地域的な停電 → 電力会社に連絡 or 復旧を待つ
真っ暗な中でブレーカーを見るのは難しいため、懐中電灯は必須です。
【行動3】電力会社・自治体の情報を確認
スマホで電力会社や自治体の公式サイトにアクセスし、停電エリア情報や復旧見込みを確認しましょう。
- 東京電力 停電情報:https://teideninfo.tepco.co.jp
- 関西電力:https://www.kansai-td.co.jp
- 自治体防災Twitter・防災アプリも便利
携帯の充電が不安な場合は、モバイルバッテリーを接続しながら使用しましょう。
【行動4】冷蔵庫・冷凍庫はできるだけ開けない
冷蔵・冷凍庫は、停電中でも数時間は保冷力を保ちます。
■ 開け閉めを控える理由:
- 冷気が逃げてしまい、食品が傷みやすくなる
- 停電の復旧時間が読めないため、保冷時間を延ばすのが鉄則
※冷蔵庫内の食品は、電気復旧後も必ず確認し、安全性に注意してください。
【行動5】最低限の備えを使って一晩を過ごす準備
■ 夏の停電(熱中症対策)
- 冷却ジェル・うちわ・冷感タオルなどで暑さをしのぐ
- 窓を開けて通気(防犯には注意)
■ 冬の停電(低体温症対策)
- 毛布・カイロ・湯たんぽ
- 一部屋に集まって体温で暖を取る
特に高齢者や乳幼児のいる家庭では、寒暖対策が命に関わることもあります。
【必須】停電対策アイテム一覧(防災・節電にも)
■ 1. 懐中電灯&LEDランタン
■ 2. モバイルバッテリー
■ 3. 電池&充電式ラジオ
- 災害時はネットが使えなくなる可能性も
- ラジオで情報取得できると安心
■ 4. 簡易トイレ・水の備蓄
- 断水を伴う停電もあり得る
- 飲料水は1人あたり1日3L×3日分が目安
■ 5. ポータブル電源(上級者向け)
※リンクはすべてダミーです。アフィリエイトリンクに差し替えてご活用ください。
深夜停電を経験して気づいたリアルな困りごと
筆者が実際に経験した深夜2時の停電では、以下のような困りごとがありました:
- 冷蔵庫の「ブーン」という音が消えて異常に静か
- トイレの電灯が使えない&怖くて子どもが泣く
- スマホのライトは片手がふさがって地味に不便
1〜2時間程度の停電でも、かなりの不便を感じました。
まとめ|停電は「深夜こそ備えが活きる」
- 安全確認 → 情報収集 → 最低限の生活確保の順が鉄則
- 懐中電灯・モバイルバッテリー・水の備蓄は“3種の神器”
- 夏も冬も“体温の管理”が生死を分ける
- 今のうちに揃えておけば、いざという時に安心
「そのとき」は突然やってきます。
今日からできる備えで、家族の安全と安心を守りましょう!
コメント